概要
用途
比較




0.90


-20
Tg(℃)

180
Tm(℃)



易成形性

耐薬品性

耐低温性

良耐候性

耐加水分解性

寸法安定性難

不透明

プロピレンの重合体で、単純な高分子。製造法によって以下の様に細分類化される。
・プロピレンの単独重合体。耐衝撃性、寸法安定性などが欠点
・PPランダムコポリマー:プロピレンの間に少量のエチレンが共重合されたもの
・PPブロックコポリマー:EPRの存在下にプロピレンを重合したもの、耐衝撃性が向上

- 比重が汎用プラスチックの中では最も小さい(0.90位)
- 成形性、耐衝撃性が良いので自動車バンパーなどに採用
- 寸法の安定性がなく、精密な用途には不向き



衣装ケース

採用理由
大物成形性が良い(射出成形性良)、衝撃性が良い(耐衝撃性)、軽量化(低比重)


食品保存容器

採用理由
冷蔵庫内でも割れない(耐寒性)、食品容器としての衛生性、軽量化(低比重)、100℃位では変形しない


バンパー

採用理由
大物成形性が良い(射出成形性良)、衝撃性が良い(耐衝撃性)、軽量化(低比重)、ガソリンに強い(耐薬品性)






