ブルーカーボン

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Blue Carbon

概要

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海洋生物の作用により、大気中から海中へ吸収された二酸化炭素由来の炭素のことで、国連環境計画(UNEP)が2009年に発行した報告書「Blue Carbon」の中で初めて定義された。以来、陸域生物により吸収・貯留される炭素を「グリーンカーボン」、海洋生物により吸収・貯留される炭素を「ブルーカーボン」と呼び分けるようになった。

解説

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沿岸・海洋生態系のバイオマスやその下の土壌に蓄積される炭素は、CO2吸収源の新しい選択肢として世界的に注目されており、日本でも環境省が取り組みを進めている。
2023年4月に国連へ報告したインベントリで、日本として初めて、ブルーカーボン生態系の一つであるマングローブ林による吸収量2,300トンを計上している。一方で、ブルーカーボンの保全には、藻場や干潟の減少、海洋プラスチック汚染などの課題もある。中でもマングローブ林の減少は深刻で、過去50年で世界中のマングローブ林の50%が失われており、現在も森林伐採や沿岸開発により毎年2%の割合で失われている。

ブルーカーボンをクレジット化し、取引する動きも活発化している。国内ではジャパンブルーエコノミー技術研究組合(JBE)が認証を行っている。

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