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Circular Economy

サーキュラーエコノミー

概要

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大量生産・大量消費・大量廃棄を前提とした、「Take(資源を採掘して)」「Make(作って)」「Waste(捨てる)」のリニア(直線)型の経済システムに代わる、廃棄製品や原材料を新たな資源として経済活動に組み込む、循環型の経済システム。

解説

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大量生産・大量消費型の経済社会活動は、大量廃棄型の社会を形成し、健全な物質循環を阻害するほか、気候変動問題、天然資源の枯渇、大規模な資源採取による生物多様性の破壊など様々な環境問題にも密接に関係している。これらの問題を解決するために、従来のリニア型の経済モデルから、廃棄製品や原材料などを新たな資源として経済活動の複層段階で活用する、循環型経済モデルへの転換が求められている。
サーキュラーエコノミーの普及には、2010年のエレン・マッカーサー財団の設立をはじめ、欧州における資源効率化に向けた一連の関連戦略の推進が大きく影響している。
具体的には、資源効率政策(Resource Efficiency Policy, RE)や循環経済パッケージ(Circular Economy Package, CEP)が成長戦略の一部として採用され、循環経済パッケージの一部として、廃棄物関連指令の改定を実施。これにより、2030年までに都市廃棄物の65%をリサイクルし、包装廃棄物の75%をリサイクルし、埋め立て廃棄物を最大10%削減するという目標が設定された。またバッテリー規則では、再生材の最低含有率の設定とともに、原料別の回収率目標などが議論されるなど、サーキュラーエコノミー関連の法規制の整備が進められており、必要な対応を行わない企業については、欧州市場から締め出される可能性が非常に高い。
中国では、「循環経済促進法」の施行や、「循環経済発展戦略および短期行動計画」が発表されている。
日本では、2021年に環境省・経済産業省及び経団連が「循環経済パートナーシップ(J4CE)」を立ち上げている。
サーキュラーエコノミーは、産業革命以来250年間続いてきた、資源の採取や消費、埋め立て地への廃棄や環境汚染物質の排出につながる製品の大量生産モデルからの脱却を目指している。

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