公開日:2024/01/30

最終更新日:2024/01/25

「局所化」による空調の消費電力削減!

社会の発展とともに増加するエネルギー消費。それに比例して起こっている地球温暖化を防止する為のCO2排出量の削減や、燃料価格高騰による収益悪化の対策として「省エネルギー化」への取り組みがモノづくりにおいて重要な課題となっています。
今回は「空調」にフォーカスした、製造現場の省エネ対策をご紹介いたします。

実は「空調」による電力消費量は大きい

製造現場の省エネは、生産設備や生産ラインに着目されることが多いですが、「空調」や「照明」の電力使用量は全体の17%を占め、これらの省エネに取り組むことはコスト削減に効果的です。

経済産業省.「「冬季の省エネ・節電メニュー」製造業」,参照_2024.1.25.https://www.meti.go.jp/press/2023/10/20231031006/20231031006-5.pdf
画像提供:(株)カンネツ

どこで空調のエネルギー無駄遣いが起こっているのか?

一般的な工場では、工場全体を空調管理する為、多くのエネルギーを消費しています。
簡単に始められる対策として、設定温度を変更したり、こまめに停止させることでも一定の削減効果がありますが、
空調が必要な「場所」を特定し、使用箇所を限定することで空調にかかるエネルギー消費を大きく削減することができます。
またエネルギー消費量を見える化し、無駄遣いのポイントを見つけて改善し、効果を把握することが、省エネを推進する為の最大の原動力となります。

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全体空調から局所空調へ

空間を区分け(ゾーニング)し、局所空調にすることによって、全体空調時にかかっていた余分なエネルギー消費がなくなり、空調設備に求める能力も低下することから、設備コストや運用コストを大きく削減する事が出来ます。

★ゾーニングの例:
プラスチックのコンパウンド加工現場での「ストランドバス式ペレタイジングライン」などの場合、空調やクリーン度管理が必要な部分は、ダイス以降ペレタイザー入口までの為、その部分のみを囲って空調容積を最小化することができます。

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『ComPass』で見える化 『フリードーム』で局所ゾーニング

専門知識がなくても簡単に始められる IoTモニタリングシステムの「ComPass(コンパス)」は、工場の稼働状況を可視化し、エネルギーの無駄遣いポイントの発見を始めとした、問題、課題のスピード検知に役立ちます。

対策前後の数値を参照し、成果を見える化する事で、改善サイクルを回すことにもつながります。

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局所ゾーニングシステムの「フリードーム」は、多彩なオプションでご要件に合わせた最適空間づくりをサポートします。

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この2つの製品を組み合わせて空調を最適化することで、省エネとコスト削減につながります。

当社カンネツは、水・熱・空気・環境の技術を軸に、お客様の工場環境の課題解決につながる製品とサポートを含めた、一貫したサービスを提供するソリューションカンパニーです。

今回ご紹介した製品・サービスのほかにも、生産現場の省エネやコスト削減につながる情報を今後も発信していきますので、皆様の改善のきっかけとしていただけると幸甚です。
ご要望やご質問等ございましたら、お気軽にお問合せ下さい。

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野田 貴志

<所属>(株)カンネツ CS本部 営業推進課
営業職歴20年。現在は営業支援として、技術的な根拠に基づいた提案資料の作成やお客様に向けた情報発信に従事しております。