この夏からできる!施設空調の省エネ・節電対策「遮熱断熱塗料」

昨今、国内の電力供給力不足や、火力発電の燃料とされる天然ガス(LNG:Liquefied Natural Gas)・石炭の価格高騰によって、年々電気料金が高騰しています。
企業の省エネ・節電対策に、エアコン室外機に塗るだけで空調の使用電力を削減できる遮熱断熱塗料をご紹介します。

施設の消費電力の大部分を占める空調

経済産業省資源エネルギー庁より発表されている施設の電力消費の内訳によると、オフィスビルにおける空調の電力消費は夏季では約49%(※1)、冬季では約34%(※2)となっており、消費電力の大部分を空調が占めていることがわかります。
空調の消費電力削減が企業や施設の省エネ・節電対策のカギとなります。

※1:経済産業省資源エネルギー庁|夏季の省エネ・節電メニュー・リーフレット 事業者向けメニュー(本州・四国・九州版)より
※2:経済産業省資源エネルギー庁|冬季の省エネ・節電メニュー・リーフレット 事業者向けメニュー(本州・四国・九州版)より

画像提供:(株)マクニカ


エアコン室外機の消費電力を削減

では、空調の使用電力を下げるためにはどうすればよいでしょうか。
もちろん、空調設備を省エネ効果が高い製品に更新することで省エネ・節電することは可能ですが、エアコン室外機に対して遮熱断熱塗料を塗装し、室外機の稼働効率を上げることで、さらに空調の消費電力を削減することが可能です。
遮熱断熱塗料は、「遮熱(反射)機能」「断熱機能」「伸縮機能」の3点により室外機を稼動に最適な状態にすることで年間の消費電力を約10~15%削減し、空調の省エネ・節電を実現します。

遮熱(反射)機能
塗料の遮熱機能で太陽エネルギーの90%以上を反射し、内部への熱の侵入を抑制します。
断熱機能
蜂の巣状に中空ビーズ層が均一に塗装されているため熱の侵入を防ぎます。
伸縮機能
柔軟性があり200%の伸びに追従するため塗装面のクラックを防止します。

室外機の塗装のほかにも、建物の外壁塗装(屋根・壁・ベランダなど)やキュービクルの熱故障対策にも利用されています。


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遮熱断熱塗料の省エネ効果

それではこの遮熱断熱塗料をどの様に活用すれば良いかを見て行きましょう。

夏場|室外機内部の温度上昇を抑制
室外機外装に遮熱断熱塗料塗布を行い、遮熱断熱塗料が塗布された省エネカバーを設置することにより、機器内部の温度上昇を抑制します。
さらに室外機周辺の床面に遮熱断熱塗料を塗ることで輻射熱を低減し、周囲の温度を下げます。
これにより室外機が取り込む外気温度が下がるため、室外機の作業量が減り消費電力を抑えることができます。

冬場|室外機内部の温度低下防止・室外機の霜の付着防止
室外機外装や省エネカバーに塗装された遮熱断熱塗料の断熱効果で、室外機内部の温度低下を防ぎます。周辺床面にも塗装することで、その効果を高める事も可能です。
省エネカバーの設置は室外機のフィンへの着霜を抑制する効果もあります。
室外機のフィンに霜が付着するとエアコンの動作効率が低下するため、室外機は暖房を一旦停止し霜取り運転(デフロスト)を起動します。
ヒーターで霜を溶かすためには非常に多くの電力を消費しますので、霜取り運転に入る頻度を下げることで冬場の消費電力を削減できるのです。
また、遮熱断熱塗料塗布した天板や省エネカバーの設置は雹害対策にも効果的です。



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遮熱断熱塗料の施行は乾きやすい夏季に実施を

企業や施設の省エネ・節電対策には空調の消費電力削減が効果的です。
また遮熱断熱塗料は夏場だけでなく冬場の消費電力も削減します。塗料の乾きやすい夏の時期に施工することで、この夏から省エネ・節電対策が実現可能です。
お見積りのご依頼や仕様の詳細などお気軽にお問い合わせください。

マクニカはSustainable Society(持続可能な社会)を実現し、後世によりよい地球を継承するため、多様なソリューションでお客様の脱炭素化の取り組みを支援します。

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株式会社マクニカ

<所属>イノベーション戦略事業本部 サーキュラーエコノミービジネス部>

<専門分野>循環型社会を実現し地球の豊かな環境を次世代につなぐため、多様なソリューションでお客様の脱炭素化の取り組みを支援します。

<紹介文>https://www.macnica.co.jp/business/energy/