こんなに違う消費電力&定格寿命

ではどれくらいの差があるいかと言うと、市販での「廉価型」と日系メーカーが開発した「超省エネ型」では消費電力で約2倍、或いはそれ以上の差があります。言い換えると、この超省エネ型は廉価型との比較で毎月の消費電力を半分以下に抑えられることになります。次に定格寿命についてですが、LEDの照度が初期から70%以下に減衰するポイントを寿命点と定義した場合、廉価型が平均約1.5年に対し、超省エネ型は最低5年以上と約3倍以上の寿命なのです。このように同じLED照明でも製品によって、消費電力と定格寿命に大きな違いがあることをご理解いただけたかと思います。

画像提供:リコー(中国)投資有限公司

超省エネ型が廉価型と異なる技術背景

ここで少し技術的な話になりますが、どのようにしてこのような差が発生するのかを簡単に説明したいと思います。
先ずはLED照明の構成ですが、電源(コンデンサ)+放熱板+LED素子の3つの主用部品で構成されています。この中で消費電力を左右する鍵となるのが「LED素子」です。このLED素子の効率性が高ければ高いほど、同じ明るさでも消費電力はより小さくなるのです。次に定格寿命ですが、実はLEDは熱に弱い特徴を持ちます、よって放熱板の伝導効率を高めていくことで、LED素子の寿命を延ばすことが出来るのです。これらのことから超省エネ型では、業界トップクラスのLED素子を採用することで廉価型の半分以下の消費電力で同じ照度を実現させることに成功し、また放熱板では本日系企業の独自技術にて放熱性を極限まで高めることで定格寿命5年越えを達成させています。

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生涯経費の削減と環境経営の両立

ここまで超省エネ型LED照明が優れているのであれば、必然的に普及していくと思われる方も少なくないと思いますが、実態はそうではありません。実は商品単価で比較すると、超省エネ型は廉価型の約5倍なのです。照明を購入する際に一般的に注視するのは照度と価格ですので、単価が高いと消費電力が半分以下であっても、生涯経費を考慮して高価な方を自ら購入する消費者は僅かなのです。
そこで我々は昨今の電気料金の高騰もあり、工場やオフィスで5年間の電力代削減分で導入時の商品価格差を埋められるかを可視化し、生涯採算でお客様が検討できるスキームを提供しております。この結果弊社とパートナーの2社で3年間で中国内300社以上の企業様が導入に至っており、これは全提案件数の約8割となります。このことにより工場や大規模オフィス(100名以上)の環境では、現在使用している照明が既にLEDであっても、超省エネ型への見直しにより大幅に電力消費を削減することができ、生涯経費削減のチャンスが隠れているのです。
更に廉価版の一部には水銀成分が確認されており、本超省エネ型は「水銀含有率ゼロ」であることから環境保護にも寄与しています。

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超省エネ型LED照明による成功事例

最後に本提案の具体事例をご紹介いたします。
上海郊外の日系企業様の実例で、本スキームにて月間約67%の電力削減に成功しました。具体的な月間電力比は、月間21日稼働・日中10時間稼働の環境で、導入前4,671kwから導入後1,521kwの実績です。導入した超省エネ型のLED本数は576本(1本12W型)です。このお客様は数年前に既にLED(廉価型)を導入しており、超省エネ型LEDを知るまでは、照明にて更なる大幅な電力削減が出来るとは思いもよらなかったとの感想を頂いております。電力削減効果はCO2を減らすことでカーボンニュートラルにも貢献できるので、照明の本数が数千本を超える、或いは1日の照明時間が平均10時間を超える企業様は一度本ソリューションをご検討してみてはいかがでしょうか。

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