公開日:2023/06/08

最終更新日:2024/03/04

「化学品共同物流マッチング」による
 サステナブルな物流網の構築

1年後に迫る「2024年問題」。化学品業界の物流を止めないためのソリューションとして、業界全体を巻き込んだ共同物流化が鍵を握ると考えます。今回は共同物流化を効率的にすばやく実現できる「化学品共同物流マッチングサービス」を紹介いたします。

化学品業界特有の物流課題

化学品は「一般品」と比べ、輸送条件が多岐にわたって存在します。
例えば『爆発の危険性がある』『他の荷物に匂いを移してしまう』等の理由で、一般品貨物との混載輸送が難しいものがあります。
特に引火点の管理が必要な「危険物」は、消防法に基づいて危険等級が第1類〜第6類に分かれており、厳格な管理が求められます。『第○類と第○類は同じトラックに積載してはいけない』といった混載に関する決まりもあります。
それにもかかわらず、運賃は一般品を運ぶ場合とほぼ同じ。そのため、化学品の輸送は運送会社から断られてしまうことも少なくありません。

このような扱いづらさがあるため、他業界と共同物流化する事は非常に難しいというのが、化学品業界ならではの課題となっています。

直ぐにマッチング・簡単に見つかる共同相手

*既存の自社物流ルートで、は積載率が低いまま運行している。
*近隣で同様の拠点間物流を行なっている企業で貨物を運んでいるメーカーがどこにいるのか、検討が付かない。
*行き便は潤沢に荷物があるものの積載率は高いが、帰り便は荷が無くて、仕方なく空(から)で車庫に帰ってきている。

このような困りごとをお持ちの方に、本サービスはきっとお役立ち出来ます。
入力する必須データ項目は以下の6つのみ。

・車型
・現行運賃
・商品カテゴリ
・温度帯
・年間出荷便数
・輸送部門名

データ入力が完了したらマッチング開始です。15分以内にAIが共同物流先を見つけ、マッチング結果を提供することができます。
マッチングした候補ルート情報を日本地図上に図解でお示しいたしますので、視覚的にも分かりやすい構成となっております。
さらに詳細なデータ条件を入力いただければ、より条件にあった相手先とマッチングする事も可能です。

いざマッチング結果を見て、共同物流を検討したい候補先が見つかりましたら「いいね!」ボタンを押していただきます。その後、相手先からも「いいね!」の押し返しがありましたら、マッチング成立となります。

輸送費削減、CO2削減効果も

共同物流が実現すれば、輸送費削減・CO2削減効果も見込めます。
これまで各個社でトラックを1台ずつ、計2台仕立てていたのが集約されて1台になれば、トータルの運賃と使用燃料少なくなり、CO2排出が低減されるのは当然の流れです。

「化学品共同物流マッチングサービス」では、共同物流前と共同物流実施後の運賃・CO2削減効果をシミュレーションし、結果をお出しする事が可能です。
マッチングは成立したけど『どの程度の費用対効果があるのか?』『どの程度の環境価値があるのか?』、相手先と共同物流の会話を開始する前に、定量的な試算をもとにシステム上で効果検証の実施が可能となっております。

昨今、企業活動において脱炭素の潮流は避けて通れない課題となってきました。自社が排出するCO2のみならず、サプライチェーン全体で削減が求められる中で、輸送部門(Scope3 Cat.4・9)での削減に、共同物流の取り組みは大きく貢献します。

画像提供:日本パレットレンタル㈱

物流は「競争」から「共創」の時代に

物流危機が目の前に差し迫る中、競合同士も今こそ手を取り合って物流業域の効率化に向けて会話を加速するべきであると考えます。
他業界に後れを取っている化学品業界の共同物流化推進に、化学品特化型マッチングサービスが一躍を担うと信じております。
NAGASEは化学品業界の「環境にやさしくサステナブルな物流」を実現するべく挑戦しています。

課題を持つ皆様とともに「化学品AI共同物流マッチングサービス」始動!

共同物流化にご興味ある方は、是非お気軽にお問い合わせください。
まずはサービス概要を説明をさせていただき、貴社の共同物流化までの支援方法についてお話させていただきます。

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profile

仲吉 陽祐 (なかよし ようすけ)

長瀬産業株式会社
<所属>機能化学品事業部 トータルソリューション室

<紹介>2015年長瀬産業入社、塗料原料販売・新規企画開発を担当。
    2019年より同室へ異動、化学品物流業界の課題解決に邁進中。

 お気軽にご相談ください( ts_logi@nagase.co.jp )