元来「環境にやさしい」製品

冒頭で「紙っぽい」と書きましたが、パルプモールドは正真正銘、紙から出来てきます。
家庭や企業から回収される新聞紙や段ボールなどの「古紙」を水と撹拌し、古紙から取り出した繊維(パルプ)を分散させた液体が原料となり、和紙をつくるように型に繊維を流し、乾燥させることで成形品にします。
繊維同士が水による「水素結合」で自己接合するため、接着剤となる成分は使わず、水と古紙だけで作られます。そのため環境汚染が少なく、資源有効利用になる環境負荷の低い製品であることから、卵や果物の以外にも、電化製品の梱包材としても使用されています。

バイオマス資源の活用、成形技術による進化

古紙ではなく、サトウキビや竹の繊維を使用するパルプモールドもあります。
サトウキビといっても、搾汁した後の搾りかすである「バガス」であり、バガスは余剰廃棄物として世界中で年間1億トン発生していると言われています。また、竹は年に3~5メートル生育する再生可能資源であり、放置された竹林による所謂「竹害」も問題となっています。
こうしたバイオマスを素材として積極的に有効活用することで、パルプモールドはまた違った側面での環境負荷低減に貢献することができます。

また、さまざまな用途に対応する中で、パルプモールドの成形加工技術も開発されていき、重量物の緩衝兼梱包用に、10mmの厚肉にして耐荷重性を持たせた大型のものから、複雑な形状や高外観を得るため、1mmほどの薄肉で高密度のものもあります。
表面が平滑で、薄肉でシャープな形状のパルプモールドは、さながらプラスチックのようでもありながら、プラスチックには無いしっとりとした質感を併せ持ちます。「脱プラ」とともに「デザイン性」が評価され、高額な化粧品や嗜好品・精密電子機器の梱包で採用されているパルプモールドには、もはや卵のケースの面影はありません。

画像提供:長瀬(中国)有限公司
https://nagase.cn/pulpmold/index.html

高品質パルプモールドのご提供

NAGASEグループでは、最終製品の環境負荷低減、付加価値向上に貢献できるパルプモールド製梱包材をご提案しています。
日本および海外ブランドオーナーに多数納入実績のある、中国の大手パルプモールドメーカーとの協業による、中国7工場・ベトナム1工場での大規模生産体制と、長瀬(中国)有限公司の専門チームによる、仕様打合せから量産後までをサポートさせていただく体制により、パルプモールドの高品質・安定供給が実現可能です。

画像提供:長瀬(中国)有限公司
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