公開日:2024/04/02

最終更新日:2024/04/14

不可能を可能にする世界的清掃技術
ー イエプコ®ドライ式金型清掃 ー

水も溶剤も一切使用せず、錆びなどの発生の心配がないドライな環境での、短時間の清掃作業で、ほぼ確実に金型の汚れを除去する事が可能。そんな金型メンテナンスの方法があることをご存じでしょうか?

金型清掃の重要性

熱可塑性樹脂の成形において、金型のデポジット除去は不可欠な作業です。金型の汚れ(デポジット付着)は様々な成形不具合を生じさせ、その都度メンテナンスが必要になっており、長期生産のなかでその頻度は生産性に大きく影響します。

従来デポジットの清掃は溶剤に長時間浸したり、超音波洗浄機やワイヤブラシでこすり取るなど時間がかかるだけではなく、金型そのものに傷をつけてしまう例が多くみられました。
精密な金型清掃には、金型クリーニング用に開発されたプラスチック系のエージェントを使い、金型表面を損傷させずシボ面や微細形状部分も数秒から数分という短時間で完全に清掃でき、生産性向上に大きく貢献します。

画像提供:プラストロン株式会社

金属表面処理技術の金型清掃への応用

「イエプコ®処理」は、従来のブラストとは全く異なる方法で手磨きの工程を一変させ、金属の表面加工の新時代を切り拓く、スイスの「イエプコ®(IEPCO® ag)社」の技術です。

最近では、イエプコ®装置による金型清掃が特に注目されています。
理由としては、投射圧力が極低圧(0.01Mpa)から広い範囲での設定が可能となっており、清掃に使うメディア(金属表面に吹き付ける粒子)はプラスチック系(熱硬化性)のもので、金型へのダメージが無く、溶剤なども使用せず容易に金型清掃が可能な為、環境にも優しいと評判の清掃方法です。
メディアの粒径にも種類がありますので、微細形状部やシボ面のデポジット除去やコーティング面にも対応が可能となり、金型の形状に併せメディアを選定します。

清掃後は簡単なエアーブローを行ない、その後直ぐに金型組み込みが可能となりますので、作業工程の少なさと人為差のない非常に簡単な清掃方法となります。

画像提供:プラストロン株式会社

スーパーエンプラ(PEEK、PPSなど)も、しっかり清掃

スーパーエンプラ系の頑固な汚れに対しては除去しきれず、諦めているなどとお聞きする事が多々あります。
しかしイエプコ®ドライ式金型清掃の場合、物理的に専用メディアをぶつける為、ほぼ確実に除去する事が可能です。また、水も溶剤も一切使用せずドライな環境での作業の為、錆びなどの発生もありません。
塩ビなどの落ちにくい物にもイエプコ®ドライ式金型清掃であれば除去する事が可能です。

弊社プラストロンは、イエプコ®社のエンジニアリング日本総代理店として、1993年から販売し現在では全国に450社程のユーザー様へサービスや技術サポートを行っており、独自の技術や特徴あるメディアにて、自動車関連、電子・電気機器、医療機器など幅広い分野で高く評価いただいております。

画像提供:プラストロン株式会社

金型清掃以外も!人と技術の広がりで、現場を元気にする会社

弊社では、イエプコ®装置の販売はもとより、受託加工も承っています。
今回はイエプコ®による金型清掃を紹介させていただきましたが、弊社では清掃以外にも、金型の磨き省略、離型改善、寿命向上、汚れ防止、摺動改善、粗さ調整など、様々な目的に併せ、過去のバックデータの中から最適な表面へ仕上げるノウハウの詰まった処理を行っております。

「磨きを変える、清掃を極める」 イエプコ®にご興味を持っていただけましたら、是非お問い合わせください。

お問い合わせ

profile

プラストロン株式会社

https://plastron.co.jp/

<専門分野> イエプコ装置販売とイエプコによるソリューション提案

 モットーは「人と技術の広がりで、現場を元気にする会社」です!