公開日:2024/04/04

最終更新日:2024/04/02

カーボンニュートラルに効く! Heat&Cool システム 「Y-HeaT」

東京の南品川に本社を置く「山下電気株式会社」は、創立88周年を迎えたプラスチック成形加工メーカーです。これまで培ってきた技術を通して、自動車業界を初めとした多くのお客様をサポートして参りました。今回は、山下電気が誇る特許取得ヒート&クール技術「Y-HeaT」による、成形加工のカーボンニュートラルへの貢献についてご紹介致します。

Y-HeaT で出来ること

これまで Y-HeaT は、「ピアノブラック」で多く実績を積み、大きく躍進してきました。

画像提供:山下電気株式会社


Y-HeaT の特長である、「マルチチャンネル独立金型温度制御」を駆使することで、ピアノブラックを含む、以下の成形加工が可能となります。

・ウェルドレス成形(金型温度250℃以上、3D形状対応、部分的加熱可能)
・無塗装ピアノブラック(ウェルドライン、フローマーク低減)
・コストダウン(塗装レスで塗装コスト削減、不良損失低減)
・異材質接合成形(金属インサート×樹脂金型高温化で接合強度UP)
・生産現場の集約(金型製作縛り無し、省エネ・省スペースコントローラ)
・ガラス繊維を含んだ樹脂製品の透明化
・発泡成形製品の表面品質UP

これらは、成形加工のカーボンニュートラルに向けた重要なアプローチとなります。

画像提供:山下電気株式会社

シンプルで導入しやすい Heat&Cool システム

「Y-HeaT」はライセンス販売も行っております。
成形業を生業とする弊社が独自開発したシステムということで、同業の成形加工メーカーのお客様からも、大変使いやすいと好評を頂いております。

Heat&Coolシステムを導入して現在抱えている問題を解決されたい、または、新規製品を開発したいと考えられる企業様には、Y-HeaT の最大の特徴である、保圧冷却中のきめ細かい金型温度調整によって、ウェルドレスだけではなく、金型内でのソリの制御も行える点で、他の類似システムとは大きく異なるメリットを感じて頂けると思います。
また、一般的な電気ヒータを使っているので、システム構成が大変シンプルで、安全性も投資効率も非常に高いシステムとなっております。

画像提供:山下電気株式会社

Y-Heat によるカーボンニュートラルへの貢献

以下は、塗装レス化によるCO2排出量の削減シミュレーションとなります。

ある塗装工場における年間消費電力量が335,224kwh だったとすると、以下のように排出されるCO2 が計算できます。

電力112.34kw × 2984h/年 × 排出係数0.447kg-CO2/kwh
= 年間CO2排出量149,844.48kg-CO2/年
これは、直径約10mのCO2の球体に例えると、150個分に当たります。

また、この工場での主要塗装品は、450tクラスの成形機を使った成形品であり、年間塗装数量は 142,340個です。
一個あたりのCO2排出量に換算すると、

年間CO2排出量149,844.48kg-CO2÷年間塗装数量142,340個
= 年間CO2排出量1.05kg-CO2/年
これは、直径1mのCO2の球体1個分に当たります。

つまり、Y-HeaTを使って塗装レスにすることで、年間で塗装工場全体で直径10mの球体150個分、塗装品一個あたり直径1mの球体1個分のCO2を削減出来る可能性があります。

是非ご検討ください

以前は、主にコストダウンを目的に Y-HeaT を検討されるお客様が多かったですが、最近では、カーボンニュートラル目標値達成の為にお問い合わせ頂く機会が大変多くなっています。
カーボンニュートラル達成に向けたアプローチは、如何にコストを抑えられかが重要となっており、その対策として①電気の使用量削減、②ガスの使用量削減、③エアーの使用量(漏れ)削減の三つが挙げられます。
大規模な付帯設備を必要とせず、①と②を同時に実現でき、製品の製品外観問題も同時に解消される、Y-HeaT の導入をご検討ください。

お問い合わせ

profile

櫻井 浩行

<所属>山下電気株式会社、営業部 営業課
<専門分野>Y-HeaTライセンス販売

<紹介文>成形に於ける困り事(特に外観問題)のご相談をお受けしています。何でも御連絡ください。