公開日:2023/12/07

最終更新日:2023/12/07

塗装レスでメタリック調を実現する!
「アルミニウムマスターバッチ」

塗装による製品への意匠性向上を、塗装以外の工法で置き換える、いわゆる「塗装レス」は、VOC(揮発性有害化合物)削減や、塗装工程の省略による使用エネルギー削減が期待できる加飾技術です。
その中でメタリック調の意匠を、塗装ではなく「樹脂練り込み」で実現することができるのが、レジノカラー工業の「アルミマスターバッチMHFシリーズ」です。

「塗装」と「樹脂練り込み」の違いは?

スプレーを使って塗料を吹き付けるなどして、製品の表面に色を塗るのが「塗装」です。一方「樹脂練り込み」は、熱して溶かした樹脂の中に、アルミニウム粉末などの顔料を混練し、樹脂材料自体を加飾します。

例えば、家電などのプラスチック製品を加飾する場合、「塗装」だと、成形した後に部品に塗料を塗る工程が必要です。対して「樹脂練り込み」では、写真のようなマスターバッチを樹脂材料に混ぜることで、成形した部品そのものに色を着けることが出来るので、塗装の工程が不要になります。

画像提供:レジノカラー工業㈱

樹脂練り込みのメリットとデメリット

メタリック調のプラスチック部品を製造する際の、「塗装」と比較した「樹脂練り込み」のメリットとデメリットについてご説明します。

■メリット
(1)VOC(揮発性有害化合物)削減:塗料を使用しないのでVOCが発生しない。
(2)乾燥工程の省略:塗装しない分、乾燥工程にかかっていた時間・消費エネルギーを抑えることができる。
(3)塗膜の剥離がない:塗膜が剥離がない上、傷がついても目立ちにくい。

■デメリット
(1)意匠性への影響①:アルミ顔料をうまく配向させられないと輝度が落ちてしまう場合がある。
(2)意匠性への影響②:樹脂を成形するときにウェルドラインが発生することがある。

以上のように「樹脂練り込み」には「塗装」と比べてデメリットもあります。しかし、アルミ顔料の配向やウェルドラインの問題は、アルミマスターバッチを使った成形実績が豊富なお客様の、金型や成形の技術、工夫によって克服され、多くの用途でご採用いただいております。

用途例とマスターバッチ製品種

窓枠などの建材、掃除機などの家電、自動車の内装や雑貨に、様々な用途で採用実績がございます。
※掲載画像は部品のイメージであり、現物ではありません。



アルミニウムマスターバッチのベース樹脂は、ASタイプとPEタイプの2種類をご用意しており、アルミの粒子径は5μ、10μ、15μ、20μ、30μの種類を取り揃えているため、ご用途や発色イメージに合わせて選択いただけます。


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長瀬産業株式会社 機能化学品事業部 機能色材部 大阪営業課
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四辻明大(よつじあきひろ)

長瀬産業株式会社 機能化学品事業部

<担当分野>顔料
<紹介文>埼玉大学経済学部卒業後、21年長瀬産業に入社。顔料を販売する部署で営業に従事。営業とwebマーケティングの融合を模索中。