公開日:2024/05/08

最終更新日:2024/05/10

プラスチック量を約20%削減。
環境配慮型エコ袋「パルピース®」

株式会社モロフジのオリジナル商品「パルピース®︎」。従来のポリ袋の約20%のプラスチック使用量を削減し、バイオマスマーク(25%)表示も可能な環境配慮型製品です。さらに、エコ素材でありながら紙袋に近い質感とポリ袋の耐久性を両立させ、機能面にもこだわっています。本記事では、パルピース®︎の特徴や利用シーンをご紹介します。

環境に優しいだけではない、さまざまな特徴

紙+ポリエチレン融合のフィルム素材でできているパルピース®︎。株式会社モロフジが開発に成功し、販売しています。

紙を粉砕して粉状にした紙パウダーと植物性由来の原料をポリエチレンに配合する製造方法で、紙に近い独自の風合いとポリフィルムの性能を両立させた環境対応素材です。プラスチックの機能を担保しながら、最大で20%のプラスチックを削減することができる環境に優しいエコ袋です。

その他にも、パルピース®︎はさまざまな特徴を持っています。水を弾くので雨の日にも持ち運び可能な「耐水性」、紙のように薄いのでストックスペースを縮小できること、オンデマンド・水性フレキソ・グラビア印刷などの袋本体に印刷が可能な「印刷実現性」、ヒートシール性を有することでポリ袋の各種形状の製造が可能な「ヒートシール強度」、和紙っぽい質感のため高級感や上品さを演出できることなどです。

画像提供:株式会社モロフジ

持続可能な社会を目指し、パルピース®︎を採用

パルピース®は、植物由来のバイオマスプラスチックや再生プラスチックも追加で配合することができます。※紙パウダーの配合率を下げれば、透明度を上げることも可能です。

例えば、バイオマスマーク無しパルピース®︎【強度・風合い◎】は、紙パウダー約10%+石油由来プラ90%。バイオマスマーク有りパルピース®︎【減プラ・風合い◎】は、紙パウダー約20%+バイオマスプラ約5%+石油由来プラ75%などです。バイオマスマーク(25%)と2次利用マークの記載ができることも商品の魅力です。環境に優しく、プラスチックのような機能があることから、包材に採用する企業も増えています。

小売業のイトーヨーカドー様では、クリスマス、バレンタイン、母の日、父の日のギフトラッピング包材で採用されました。袋本体に印刷ができる特性を活かし、イベントに合わせた絵柄を入れています。

事務用品を中心とする通信販売会社のアスクル様では、運営するオンラインショッピングサイト「LOHACO」と老舗寝具メーカーである西川株式会社がオリジナル枕「deep sleep PILLOW」を共同開発し、包装材にパルピース®︎が使用されました。

画像提供:株式会社モロフジ

印刷データ作成時の注意点

パルピース®︎で印刷データを作成する際には注意点もあります。

■文字の大きさ、線の太さ
フォントサイズは8pt以上、線の太さは0.3㎜以上を推奨しています。小さな文字は印刷時に潰れたり、細い線はかすれの原因になります。

■印刷色
生地の特性(凹凸)起因により、印刷色を重ねる際、インク同士が弾く場合があります。また、グラビア印刷の際、網点(ハーフトーン)・グラデーションは、モアレや歪み、かすれなど生じる場合があります。

■その他
・製版に時間を要する場合があります。
・マットインクのバイオマスインクは使用できません。
・フィッシュアイ(色とび)が出る場合があります。
※紙粉の大きさによっては、印刷に影響する場合があり、一部色とびが発生する場合がありますが、素材特性によるものです。

質感の高さや高級感も演出できるパルピース®︎なので、用途にあった印刷方法を心がけてください。

地球環境にも優しい企業へ

パルピース®︎を製造販売するモロフジは、福岡県に本社を置く包装資材メーカーです。昭和28年の創業以来、手提袋のプロフェッショナルとして長年培ってきたノウハウと、経験や実績というソフト面、国内外に生産拠点を保有した万全の生産体制というハード面の両方を最大限に活用しながら包装業界のトップランナーとして走ってきました。

また、環境問題に積極的に取り組んでおり、焼却ごみの燃焼効率を上げたりダイオキシンを吸着する効果のある袋や、再生ペットボトルを利用した袋の生産にも多くの実績があり、石油資源の有効活用のためにお客様に袋の薄肉化の提案したり、近年のエコブームに早い段階で着目し、いち早くマイバックやエコバッグの製造・販売も開始しました。モロフジはお客様満足だけではなく、地球環境にも優しい企業体を目指しています。

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土井えりか

plaplat編集部(所属:合同会社スゴモン)
企業にて人事 / 新事業開発を経て、ライターに転身。現在は地域コミュニティの立ち上げや商品企画など活動の幅を広げている。