公開日:2023/06/14

最終更新日:2023/08/04

使用ずみ発泡スチロールを再生プラスチック原料に!
自社内リサイクルシステムの構築

皆さんは発泡スチロールの減容機をご存知でしょうか?
約30年ほど前からあるこのリサイクル機器ですが、サステナビリティへと向かう時代の変化とともに、提供価値や利用者も変わってきています。

3つの「下げ」でリサイクル

発泡スチロールは軽くて取扱いが容易である一方、体積が大きく「かさばる」資材です。そのため、使用後の発泡スチロールの処分に悩んでいるという声を多く聞きます。
また、発泡スチロールの処理専門業者様に依頼し、適切にリサイクルへ回そうとすると、1キロ当たり約80円~110円ほどの引き取り費用がかかるというのも困りものです。

そこで、移動や保管の作業負荷を「下げ」、嵩を「下げ」、コストも「下げ」ることができるリサイクル方法をアシストするのが、海洋エンジニアリング株式会社の「発泡スチロール減容機」です。
発泡スチロール減容機は、扱いの厄介な発泡スチロールを粉砕処理し、熱をかけ、段積み保管が可能なコンパクトな棒状の樹脂(PSブロック)へと処理ができ、なんと最大で 約1/100 に減容できるのです!

この機器を活用するリサイクルシステムでは、お客様自身で発泡スチロールからPSブロック化を行なえ、回収業者様はまとめて収集することができ、効率的にPS樹脂としてまた世に出されていきます。
そして大半が玩具、雑貨類、建築具材など、プラスチック製品となってリサイクル利用されるのです。

勿論、従来から同様のリサイクルループは存在していましたが、「膨れ上がった発泡スチロールを運送するコストとGHGの排出」が大幅に少なくなっている点が大きな違いとなっております。

画像提供:海洋エンジニアリング(株)


導入のポイント

改めて、この発泡スチロール減容機を導入する「3つのメリット」を紹介いたします。

①省スペース化
簡単な操作だけで、嵩張る発泡スチロールを直ぐに最大 1/100 にサイズ圧縮できます。そのため発泡スチロールの保管スペースに頭を悩ますことはございません。
機器はコンパクトなボディの中に破砕・溶解などの機能が一体化しているので、機械設置の場所も取らず、地下室等にも設置が出来ます。

②保管が容易
圧縮処理したPSブロックは適度な重量と強度を持ち、井桁に積み上げて保管しておくことが可能です。

③コストとGHGの削減に直結
回収処分に掛かっていた輸送コストと、輸送によるGHGの排出を抑制できます。またPSブロックそのものは有価販売の対象となります。

実際のコストダウン例として、発泡スチロール減容機の導入前は処分費用が 約12万円/月 かかっていたものが、導入後は機器の償却費と電気代含め 約5万円/月 に削減できたと事例もあります。

画像提供:海洋エンジニアリング(株)


素材を巡るストーリーを製品価値に

海洋エンジニアリング株式会社の減容機は、電気式&コンパクトのため、安全性・機能性が高く経済的です。
低温処理のため、加工時の臭いやガスの発生を抑制でき、熱源は電気のみで薬品・灯油等は使用しないため、安全性が高いです。
また、処理後のPSブロックはストレートブロック(角柱)のため、パレットへの積み置き・運搬が容易になります。
処理対象物としましては、梱包資材の他にも、魚箱・バラ状緩衝材・フォーム材・トレーまで幅広く対応が可能です。

画像提供:海洋エンジニアリング(株)


時代の変化にともない利用者も変化

こちらの減容機は、これまで回収業者様が使用するケースがほとんどでしたが、使用後の発泡スチロールを廃棄回収へ出されていたお客様が、自身のGHG排出削減を積極的に行なうようになった今では、自ら減容機を使ってブロック化することがGHG削減につながるという、新たな付加価値が見い出されたのです。

この海洋エンジニアリング株式会社の「発泡スチロール減容機」にご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。

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profile

岡部

<所属>長瀬産業株式会社 ポリマーグローバルアカウント事業部

2023年度よりplaplat編集部に参加し、コンテンツ制作・サイト運営スキルを習得中。
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