ヴィーガンの意味

ヴィーガンという言葉は、1944年イギリスでヴィーガン協会(The Vegan Society)が設立された際に命名されたと言われています。
似た言葉では「ベジタリアン」がありますが、こちらはさまざまなタイプの菜食主義者の総称ですが、「ヴィーガン」は卵や乳製品を含む、動物性食品をいっさい口にしない「完全菜食主義者」のことを言うそうです。
さらに「食」だけではなく、身の回りで使うものからも、出来るだけ動物由来の製品を避けることで、動物の命を尊重する「エシカル・ヴィーガン」という人たちもいらっしゃいます。

ではスニーカーでヴィーガンとはどういうことなのでしょう?

ヴィーガンの実践

こちらのヴィーガンスニーカー開発は、世の中のごみ・廃棄物の削減を目的にスタートしました。
ジュースやワインを加工する際に、大量に発生する果物の搾りカスを活用できないか、そしてこの加工業務に従事する方々に新たな所得の創出を生み出したい、そんな思いから廃棄物のアップサイクルが検討されていきました。
そして、より地球環境に負荷をかけない製品を目指して、アニマルフリーに拘った素材の開発がなされたのです。
動物の皮を使わずに、加工後の植物廃材から作られたスニーカー。故にヴィーガンスニーカーなんです。
枯渇する化石燃料の使用量削減に貢献しようとするplaplatの思想と、とても似ています!

このスニーカーを調査していると、プラスチック素材にも、素晴らしいこだわりがある事を発見しました。
まずは「ソール」に使われるポリウレタン。こちらにはバイオポリウレタンや、回収されたリサイクル原料が使われています。
また、パイナップルを素材としたヴィーガンレザーの加工時に、貼り合わせで使用される「糊」の役目を果たすのが、植物由来のPLA樹脂というこだわり様です。

そんな気鋭のブランドである「MoEa」と、パイナップル素材スニーカーの紹介を、シャイアンリッチライフスタイル様のWEBサイトから抜粋させて頂きましたので、ご参照ください!

画像提供:シャイアンリッチライフスタイル

MoEaとパイナップル素材のスニーカー

MoEa(モエア)はフランス・パリで2021年7月に設立されたばかりの、生産する製品のほぼ100%がサステナブルなアイテムというスニーカーブランドです。
アップル・パイナップル・グレープ・サボテン・コーンの5種類(2022年12月現在)の果物・植物の廃棄物をアップサイクルすることで、CO2の排出を(皮革よりも)89%抑えた、植物由来のVEGANレザーを使用したスニーカーです。他にもソールやインソールなど、全ての部材にリサイクル素材を使用しています。
2022年末時点では、1スタイルのみ、16アイテムしかありませんでしたが、2023年春には、バスケットボールからインスパイアされた、よりスポーティーな新作が追加されたり、マンゴーのVEGANレザーも新たに追加されたりと拡充してきています。

またMoEaは、動物の革を一切使っていないため、世界最大の動物権利団体であるPETAの「VEGAN認証」を受けていたり、WWF森林保護プログラムへの寄付といった環境的取り組みが認められた「WWFスタートアップクラブ」の一員でもあります。
かわいい、かっこいい、履いてみたいと思ったスニーカーが、実はすごくサステナブルな製品だった! という感じで日本に広まっていったら … サステナブル・SDGsが、もっと皆さんに「堅苦しくなく 」 認知されるのかな、という想いを持ちつつ活動しています。★無理せず・自然に・楽しんで!

画像提供:シャイアンリッチライフスタイル
MoEa:https://cheyennerich.theshop.jp/categories/4354069


もう一つ紹介したいのが、革新的な英国企業 AnanasAnamによって、廃棄されるパイナップルの葉の「繊維」から作られたVEGANレザー「Pinatex」です。
フィリピンのパイナップル農場で収穫シーズンの終わりに伐採された長い葉を洗浄、自然乾燥し、精製された綿毛のような繊維(PALF/80%)をトウモロコシベースのポリ乳酸(PLA/20%)と混合して、特殊なプロセスを経て革の代わりに耐久性のある植物皮革になります。
また繊維を抽出したあとの残留物も、作物を植え替える際の肥料として使用されるなど、もともとは廃棄物だったものをとことん活用しています。

画像提供:シャイアンリッチライフスタイル
PINEAPPLESKIN – Pinatex🄬 :https://cheyennerich.theshop.jp/items/62253181

カーボンニュートラルをCOOLでカッコよく!

こんなにもサステナブルで挑戦的でCOOLでかっこいい商材があるなんて!
我々もサステナソリューションを通じて、カーボンニュートラルに向かう取り組みに伴走させていただきつつ、皆様のそんな姿に憧れてしまう様な世界観を作っていけたら、、、
などと夢を膨らましてしまう楽しい調査レポートでした。