公開日:2023/11/01

最終更新日:2023/10/31

エネルギーの見える化・利用状況の把握が省エネ・コスト削減対策のカギ

2050年のカーボンニュートラル等を踏まえ、2023年4月1日に省エネ法改正が施行され、エネルギーの使用の合理化、非化石エネルギーへの転換、電気の需要の最適化が企業に求められています。
この記事では、施設の省エネ・コスト削減対策や、エネルギー利用状況の把握、エネルギーの見える化で活用できる、エネルギーマネジメントシステムをご紹介いたします。

設備更新だけじゃない 省エネ・コスト削減対策

オフィスや商業施設、学校、公共施設などでは、照明や空調などの一般設備がエネルギー消費量の大半を占めています。
また、製造業は照明や空調などの一般設備に加え、生産設備で多くのエネルギーを使用します。

企業や施設の省エネ・コスト削減対策には、これらの設備更新による省エネ化だけでなく、エネルギーマネジメントによるエネルギー効率の改善・最適化を行うことが効果的です。

具体的には、エネルギーマネジメントで1~3の活動を繰り返し行い、エネルギー効率の改善・最適化をすることで、企業や施設の省エネ・コスト削減を実現します。
1|現状のエネルギー使用状況を把握
2|分析、管理・運用の見直し、省エネ計画の策定
3|管理・運用の改善、最適化による無駄の削減

エネルギーマネジメントシステム(EMS)でエネルギー利用状況・無駄を把握

しかしながら、これらを人の手で行うには多くの時間や労力が掛かるため困難です。
特に、工場では業種によって様々な生産設備が使用されているため、それぞれの設備のエネルギー使用状況を把握するだけでも多大な労力を要します。

これらのエネルギーマネジメントの活動をサポートをしてくれるのが、エネルギーマネジメントシステム(EMS:Energy Management System)です。
エネルギーマネジメントシステムは、エネルギーを見える化するシステムです。エネルギーマネジメントシステムを活用することで、施設ごと、設備ごと、時間ごとなどのエネルギー利用状況を自動で効率的に把握することが可能になります。

エネルギーマネジメントシステムは、設備のように導入しただけでは省エネ・コスト削減対策にはなりません。
現状のエネルギー利用状況を見える化してどこに無駄があるかを知ったうえで、管理・運用の見直し、省エネ計画を策定し、節電対策を行うことで、企業や施設の省エネ・コスト削減につながります。

エネルギーマネジメントシステム(EMS)Kisense®の特徴

設備に対して、電気・ガス・水道などの各種エネルギーデータをそれぞれの環境に合わせたセンサーを取り付け計測します。
エネルギーマネジメントシステム「Kisense®」はこれらのセンサーから取得したデータを基に、自動で数値やグラフ形式でリアルタイム表示・見える化したり、設備異常の早期発見を実現します。また、室内外の温度や人感センサー、基幹システムのデータと組み合わせる事で、独自の分析も可能です。

1|システムの操作性
使いやすいUIデザインでストレスフリー。Windows Explorerの様なユーザーインターフェースで、各設備に設置したセンサーから取得したデータはツリー上に表示されます。インターネットが接続される場所であればどこでもスムーズに利用できます。

画像提供:(株)マクニカ

2|システムの拡張性
施設規模や予算に応じて小規模から大規模まで提供が可能。ワンフロアなどのスモールスタート導入からはじめて、必要に応じて1棟、複数拠点などに拡張することができます。

3|データの一元管理
既に一部システムを導入している場合でも、既存システムと連携し、データを集約、効率的に管理することが可能です。お客様の環境に合わせてシステムをご提案いたします。

4|レポート機能
レポートは自由にカスタマイズが可能。レポート機能を活用することで、エネルギー利用量を視覚的に把握できるため、電気料金や使用量チェックの時間短縮、コスト及び工数削減が可能です。

画像提供:(株)マクニカ

5|導入後のサポート
システム導入後はデータレビューサービスで、分析や運用見直しのサポートを行うため、導入が無駄になりません。

エネルギーマネジメントシステム(EMS)Kisense®メリット

企業や施設の省エネ・コスト削減対策には、現状のエネルギー利用状況の把握、エネルギーの見える化が必要不可欠です。
エネルギーマネジメントシステムを導入することで、各施設、各設備、各時間帯などエネルギー使用状況をリアルタイムに把握することが可能になり、設備運用改善、設備異常の早期発見、省エネ計画の策定により省エネ・コスト削減を実現します。

◆設備運用改善
 取得したデータから改善点を見つけ、設備の運転時間、温度の調節など設定の調整を行うことで省エネを実現。

◆設備異常の早期発見
 老朽化や故障などの異常を早期発見し、管理コストを削減。
 エネルギー効率が悪い設備を特定して修理、買い替えを行うことで省エネ対策。

◆省エネ計画の策定に活用
 数値化やグラフ化することで、エネルギー利用状況・成果の社内共有。
 管理・運用の見直し、省エネ計画の策定に活用。

マクニカは、エネルギーマネジメントシステムをはじめとした多様なソリューションでお客様の脱炭素化の取り組みを支援します。
エネルギー効率改善・最適化に関するご相談や製品の詳細などお気軽にお問い合わせください。

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profile

株式会社マクニカ

<所属>イノベーション戦略事業本部 サーキュラーエコノミービジネス部

<専門分野>循環型社会を実現し地球の豊かな環境を次世代につなぐため、多様なソリューションでお客様の脱炭素化の取り組みを支援します。

<紹介文>https://www.macnica.co.jp/business/energy/